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お知らせ
2024/08/12Unlucky Morpheus(あんきも)15周年ツアー2024年8月3日金沢公演ライヴレポート!
2024年8月3日(土)、日本のメロディックメタル界を代表するバンド、
Unlucky Morpheus(アンラッキー・モルフェウス)、通称「あんきも」の、
15周年ツアー、REINCARNATIONに行ってきました!

Unlucky Morpheus 15th Anniversary Live Tour「REINCARNATION」金沢公演

あんきもはヴォーカルFukiさんと、ギターの紫煉さんによる、
東方Projectの楽曲アレンジを行う同人サークルからバンドに発展、
現在ではオリジナル曲でアルバムをリリースし、
アニメやゲームを思わせるキャッチーでメロディアスなサウンドと、
Fukiさんの超絶歌唱と超絶テクニカルな演奏、
ヴァイオリンを務めるJillさんのゴシックな見た目から奏でられる、
美しくも攻撃的な音で人気を集めています。

今回お隣の県、金沢でライヴがあるとのことで発売後にすぐチケットをゲット!

15時半開場で、会場の金沢AZについたのは15時20分頃。
すでに7〜80人くらいは集まっていたでしょうか?

友人も来ていたのでちょこちょこ会話をしつつ開場を待ちます。

Unlucky Morpheus 15th Anniversary Live Tour「REINCARNATION」金沢公演会場金沢AZ

15時50分くらいには中に入りドリンクチケットをもらったのでドリンクと交換!
よく見るとドリンクのラベルが全て「あんきも」仕様になっています!

今回のあんきもだけでなく、
ライヴが行われるミュージシャンのオリジナル・ラベルを作成しているようで、
ミュージシャンへの愛、リスペクトが感じられ、
ファンとしても非常に嬉しいものです!
(有料にはなりますがラベル保存用のケースも反バン)
これは他のハコにはない思い出になりますね!

Unlucky Morpheus 15th Anniversary Live Tour「REINCARNATION」オリジナルラベル

なおオープニングのSEではCHILDREN OF BOBOM(チルドレン・オブ・ボドム)の、
Hate Crew Deathroll「ヘイト・クルー・デスロール 」が流れていました。

神盤としても名高いこの1枚、
聴いているだけでテンションが上がり、
勝手に体が動いてしまいますね。

今回はあんきもの前にオープニング・アクトが演奏するのですが、
そのバンドはUnholy Orpheus。

CHILDREN OF BOBOMに影響を受けた紫煉さんが
メロディック・デスメタルのアルバムを作ってみたいと言うことで、
Fukiさんは参加せず他のメンバーでプロジェクトがスタート。

そのためメロデス版あんきもと言えるもので、
オープニング・アクトでなく普通にお客さんが入るレベル。

オープニング・アクトかつアルバム1枚だけしかリリースしていないため、
ガッツリ演奏とまではいかず30分ほどの演奏ではありましたが、
良質なメロデスを北陸の地で体験できるのはいい機会でした。

8/3(土)金沢AZ
00.what is DEATH?
01.Slave Domination
-MC-
02.Get out of the cage
03.ARTROID FEELINGS
04.Das Rätsel der Götter: Fata Morgana
05.Undeveloped Land
06.want to LIVE

※ARTROID FEELINGSが初演奏

そしていい余韻のまま本編のあんきもに!
今回はツアーの5公演目で、
新曲初披露、新衣装初披露、しかも初の金沢公演というスペシャルは日でした!

2024年7月TVアニメ「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」OPテーマで「世界輪廻」は使用され、
これがあんきも初のアニメ主題歌となります。

SEから美しいイントロ、シンフォニックなサウンドに導かれ、
「世界輪廻」からスタート!

ヴァイオリンの美しいシンフォニック・サウンドと、
キャッチーなメロディが印象的で、
この1曲でライヴハウスから幻想的な空間へと姿を変えます。



続く「Serene Evil」は哀愁のメロディック・スピード・メタルで、
ギターとヴァイオリンとのバトルが最高、最強に格好いい!

そして早くも「アマリリス」!
テクニカルに疾走する曲の多いあんきもの中では、
ポップでアニソン要素が強い8ビートの曲ですが、
そのメロディで非常に人気の高い曲!

そしてMCでは新衣装、「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」OPテーマについて語り、
新曲カップリングの「Ready for a new stage」に!

こちらはより正統派のメタル・チューンで、
主題歌になっても問題ないほどの出来。

「new stage」の名にふさわしい、
暗い空が一瞬で開けるような伸びやかなFukIさんの歌声が印象的な曲でした。

と感動していたら個人的あんきもNo.1ソング「"M" Revolution」!

最初のFukiさんの歌声からもう感動!

サビなんかもかなり高い曲ですが、
音源そのままどころかそれ以上に力強く伸びやかな歌声で、
これだけでも来てよかったと思えるほどでした。

これだけ難易度の高い曲ながらぴょんぴょん跳ねたり、
サビでくるりと回るFukIさんのパフォーマンスも、
生で見ることができました。

サビの「show time翔ぼう」ではもちろん会場中でジャンプ!

「TRAUMATA」はUnholy OrpheusでのFukIさんをフィーチャーした1曲。

ここでメロデス曲は異質にも思えそうですが、
クリーンでありながら鬼気迫るFukIさんのヴォーカル、
紫煉さんのデスヴォイスがいい対比となっていました。

ここまで全力で駆け抜けてきたので、
「夢幻」、「鎮昏歌」はアコースティック・タイム。

観客も含めクールダウンのための2曲となりましたが、
十分ヘヴィなサウンドでした!

後半の「Knight of Sword」、「 Black Pentagram」連続は、
ライヴのハイライトとも言える部分で、
ダークに邪悪に疾走、そして儚さと美しさも同居する展開に、
会場もマックスの盛り上がりでした!

そして本編ラストはバンドを代表する、
正にアンセムの名にふさわしい「"M" Anthem」!

暗さをはらみつつもシンフォニックに展開し、
Fukiさんの天まで突き抜けるようなハイトーン、
2本のギターとヴァイオリンが壮絶なバトルを繰り広げる、
This is Unlucky Morpheusな1曲。

盛り上がりもクライマックスとなり本編も終了となりました。


余談ですがMVは「例の教会」ですね。



メンバーがはけた後「あんきも」コールが鳴り響き、
ツアーTシャツに着替えたメンバーが続々ステージに。

最初はギターとベースのソロバトルから始まり、
途中からヴァイオリンも合わさってのバトル・タイムに!

ベースのOgawaさんからここから3曲は撮影OK、
そしてタグ「#UnluckyMorpheus」を付けて
SNSに上げて欲しいとのアナウンス。

ライヴ中の撮影について色々問題になることがありますが、
こうやって撮影タイムを設けてくれると、
観客としても盛り上がるところ、撮影するところのメリハリがありますし、
せっかくのライヴなので写真や動画で残しておきたい気持ちもあるので、
このアナウンスは非常に助かります!


 

そしてソロバトル、Make your choiceから、
浮遊感のあるアラビアンな雰囲気の「Welcome to Valhalla」に。

異質とも言えるミドルチューンの曲ながら、
不思議なキャッチーさがあるため、
サビでは会場中で歌い大盛り上がり!

FukIさんのMCによると、
撮影タイムは皆で歌えるので今回この曲を選んだとのこと。

確かに撮影しながら自分の声も入っているというのは、
非常に臨場感がありますね。


その様子を少しですがどうぞ!

 


そして日清焼そばU.F.O.とのコラボ曲「U.F.O. U Feel Overjoyed!」、
(食べ物の曲ですがめっちゃメタルで格好いい!)
「豪賊」ではタオル回しで盛り上がり、
ラストはJillさんのヴァイオリン、パガニーニ「24の奇想曲 Op.1 より 第24番」から、
急逝したANGRAのヴォーカル、 Andre Matosへのトリビュート曲、
「Carry on singing to the sky」で熱いライヴは終了。

シンフォニックかつメロディアスに疾走する必殺チューンで、
最後に飾るにふさわしい神曲でした。

最後はFukIさんがシャウトしまくっていましたが、
これだけ長丁場を飾ったにもかかわらず、
全くよれることなくかなり長い時間シャウトされており、
現役メタルヴォーカリストでは本当トップクラスであると、
改めて感じました!

MAX300人のキャパにほぼ満員の状態で、
大盛況、大成功のライヴであったのは間違いないですね。

FukiさんもMCでおっしゃっておられましたが、
赤の他人同士がこんなに一体になるのはライヴならではですね。

県外からも結構足を運ぶ方も多かったようで、
(店主の方がメタル好きで有名な金沢の和菓子屋、
板屋さんに行かれた方も多かったよう)
これからも金沢、または北陸に来てライヴを行ってほしいものです。

またほとんどがあんきもかメタルファンでしたが、
アニメ「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」を見て、
ライヴに来た方も1人いらっしゃいました!

演奏面以外ですと、
FUMIYAさんがずっとはぁはぁ喘ぎ声を出していると、
MCでFukiさんからクレームが(笑)

オープニングアクトから叩きっぱなしなので仕方が無いですが
ラストでもいじられていました(笑)

仁耶さんがギターソロを弾いているとき、
たまにOgawaさんが邪魔しているのも面白かったです(笑)

メンバー同士の仲がいいのか、
全員超絶テクニックを持って鬼気迫る演奏でも、
MC等は和気あいあいとしているのが印象的でしたね。

新曲がアニメ主題歌にもなりましたので、
これからもメタルの最前線で盛り上げていってほしいものです!

以下セットリストです。

8/3(土)金沢AZ
00. SE
01. 世界輪廻
02. Serene Evil
03. アマリリス
-MC-
04. Ready for a new stage
05. "M" Revolution
-Ba. Solo-
06. Reincarnation
07. TRAUMATA
08. Near The End
-MC-
09.夢幻 <Acoustic>
10. 鎮昏歌 <Acoustic>
11. REBIRTH (SE)
12. 断罪は遍く人間の元に
-MC-
13. Knight of Sword
14. Black Pentagram
-MC-
15. Change of Generation
16. evolution (SE)
17. "M" Anthem
-ENCORE-
18. Make your choice (Intro Solo Battle)
19. Make your choice
20. Welcome to Valhalla
-MC-
21. U.F.O. U Feel Overjoyed!
22. 豪賊
-Vn. Solo-
23. Carry on singing to the sky


最後紙飛行機でセトリが飛んできて、
友人がゲットしていました!

 

最後物販でTシャツとチェキを購入しましたが、
チェキはFukIさんのでした!やった!

 

 
 

 

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