HR/HMとは異なりますが、
BILLY JOEL(ビリー・ジョエル)16年ぶりの来日公演のチケットが、
かなり高額と話題になっています!
一番高いVIP SS席でなんと10万円!
VIP S席で5万円とかなりの高額です。
VIP SS席だとアリーナセンターの指定席で、
限定のグッズや物販優先レーン、専用入場ゲートなど、
快適にライヴを見ることが出来るようになっています。
かなり高額のチケットではありますが、
MOTLEY CRUE(モトリー・クルー)& DEF LEPPARD(デフ・レパード)の、
VIPパッケージはそれ以上の金額で、
35,000円のゴールドチケットに加え、
バンドとの個別写真撮影、公演で使用したサイン入りシンバル、
各種記念グッズがセットになっています。
サイン入りシンバル無しのものだと、
167,100円となるので一気に安くなった感はありますが、
それでもかなりの高額ですね。
2022年11月、KISS(キッス)一夜限りの来日公演では、
Ultimate KISS Army VIP Experience (略称:U-EXPパッケージ)が、
特設PIT席チケットに加え、
フォトセッションやバックステージツアー、
サウンドチェックも体験出来ると、
値段に相応しい豪華なものでした。
他にもVIP専用物販、専用入場口があるので、
かなり快適ですね。
僕がこのVIPチケットを意識したのは、
「Download Japan 2019」。
通常のスタンディングが16,500円、
対してVIPが30,000円と倍近い金額だったため、
「誰がこんな高いの買うんだよ〜」と思っていましたが、
実際当日会場では午前中は空いていたものの、
ドンドン人が増えていき、
夕方くらいには移動するのもなかなか難しい状態に。
そんな中VIPの専用入場レーンから、
スイスイ入っていく姿を見て、
「次回は絶対VIPチケットにしよう!」そう思いながら人混みの中に埋もれていました。
実際2019年のDownloadに参加した方はそう思った方も多いのではないでしょうか?
実際そう思った方は多かったようで、
2022年のDownloadではVIPの観戦エリアも結構人が多く、
前の方に行くのはなかなか難しかったです。
とはいえVIP専用の入場レーンで行き来できるため、
食事、移動の時間もかなり余裕があります。
VIPエリアがあるためライヴが始まってから行っても、
それなりに前に行くことが出来ます。
さらに催して席を外した場合も、
前の方に戻ることが出来ます。
通常エリアですと人は多いのでなかなか前の場所に戻るのは難しいですよね。
復活開催となったLOUD PARK 23では、
ステージ近くのVIPエリアに加え、
その少し後ろに1.5mほどの「GOLD DECK」が設置されており、
そこからステージをしっかり見渡すこともできました。
この時のチケットは一般19,000円で、VIPが30,000円と、
前回に比べると一般は上がっているのに、
VIPは据え置きとお得感もありました。
クロークも出し入れ自由なのがありがたかったですね。
LOUD PARKではお客様にPANTERAペンをプレゼントする企画も行っていたので、
プレゼントアイテムが足りなくなったときなど、
金銭面を気にせず出し入れできるのは、
精神衛生上もよかったです。
またフェスのVIPでないと入場に手間取って、
オープニングアクトが見られないというケースもあります。
LOUD PARKのオープニングアクトは、
PHANTOM EXCALIVERで注目もされていたのですが、
見られない人が多発。
VIPの僕でもギリギリだったので、
これは一般でもオープニングアクトが見られるよう、
改善して欲しいですね。
感染症の流行ということもありますが、
一昔前に比べるとチケット代金は高騰しています。
僕が初めて見た洋楽バンドはJUDAS PRIESTで、
チケットは確か9,000円ほどだったと思います。
2018年の来日ですと一般11,000円、
プレミアムシートで20,000円と、
5年前でも上がっていますね。
特に今までのチケットよりも、
ランクが上のものが大抵のバンドで発売されています。
「ミーグリ」、ミート・アンド・グリート、
つまりバンドとの交流の場を設けることですね。
当然通常チケットよりもかなり高くなりますが、
バンドとしては金銭面で助かりますし、
(今は配信全盛、CDが売れずグッズ類の売り上げが重要です)
ファンとしても今まではライヴ以外だと、
サイン会やトークショーなどでしか会うことの出来なかった憧れのバンドと、
直接会って話が出来るのはとても重要で嬉しい機会ですよね。
フェスでのVIPレーンなど快適に移動する、
またミーグリなどでバンドと直接触れ合うことを、
お金で解決しているので少しは文句もでそうですが、
こうやってグレードが上のものを出すことによって、
一般価格の上昇を防いでいる面もあります。
もしVIPなどが無ければ当然一般価格は上がってしまい、
一般チケットでも高すぎるので行くのをやめてしまう人も結構多そうです。
10万円を超えるモノは極端な例ではありますが、
こうやってお金を出せる人がいることによって過度な高騰を防ぎ、
日本のライヴ業界がずっと存続して行ってほしいものです。
そして特にお金はないけれど面白そうなバンドがあるので見てみたい!といった、
若い人向けの格安のチケット出てきて欲しいですね!
ちなみに地方から行く私は一点集中と言うことで、
基本的にはVIPチケットを購入することが多いですね。