今や世界中が注目する存在となったウクライナの、
ゼレンスキー大統領。
アメリカのニュースチャンネル「CNN」が、
ゼレンスキー大統領にインタビューを行い、
意外な事実が明らかにされました。
ロシアとの抗戦で大変な状況ですが、
その中で朝自分の部屋で一人で音楽などを聴いてくつろいでいると話し、
どんな音楽が好きかと答えると、
AC/DCやウクライナの音楽を聴いているとコメント。
ゼレンスキー大統領がAC/DC好きであることが判明し、
HR/HM界隈は大いに盛り上がりました！
歌詞の全ては分らないけど、
バンドのエナジーが好きだと続け、
その後にはEric Clapton（エリック・クラプトン）、
GUNS N' ROSES（ガンズ・アンド・ローゼズ）も好きだと答え、
クラシカルなロックス好きと判明し、
大御所MEGADETHを始め、
以前紹介したBLOODYWOODやRAGE AGAINST THE MACHINE、
SYSTEM OF A DOWNなど政治に関する歌詞を書くバンドはたくさんいます。
では政治家側がこのようにHR/HM好きであることを公言しているケースはあるのか？
インドネシアの第7代大統領であるジョコ・ウィドド氏は、
HR/HM鑑賞、歌唱を趣味としており、
LED ZEPPELIN（レッド・ツェッペリン）、DEEP PURPLE（ディープ・パープル）、
IRON MAIDEN（アイアン・メイデン）といったクラシックなバンドから、
METALLICA（メタリカ）、NAPALM DEATH（ナパーム・デス）、
FEAR FACTORY（フィア・ファクトリー）、CARCASS（カーカス）、
LAMB OF GOD（ラム･オブ･ゴッド）といった激しいバンドまで好きとのこと。
大統領就任前にはインドネシアで開催されたフェスに参加、
バンドにもその存在は認識されており、
大統領就任時にはNAPLM DEATHがFACEBOOKにて就任祝のコメントを出したり、
州知事時代の2013年、
METALLICAのベーシスト、Robert Trujillo「ロバート・トゥルヒーヨ」から
サイン入りのベースを貰うも贈答の疑いがあるため没収。
デンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相から、
同じくＭETALLICAのドラマー、
Lars Ulrich「ラーズ・ウルリッヒ」のサイン入り、
MASTER OF PUPPETS「メタル・マスター」アナログ・ボックスを受け取っています。
（避難を避けるためお金は支払ったようですが）
メタルバンドから政界に飛び込んだのは、
台湾のブラックメタル・バンド、 ChthoniC（ソニック/閃靈樂團）の、
Freddy Lim「フレディ・リム」。
現在も議員活動を続けており、
私の住む富山にも日本と台湾友好のため来日していました。
ノルウェーのブラックメタル・バンド、Darkthrone（ダークスローン）の、
Fenriz「フェンリズ」はひょんなことから町議会員に当選。
人数あわせのため出馬したものの、
愛猫を抱いた選挙ポスターが話題となり、
フェンリズが投票するなと呼びかけたものの当選。
期せずして政治に関わることとなってしまいました。
（任期は4年だったそうです）
日本ですと総理大臣も務めた小泉純一郎氏が、
X JAPAN好きということで有名でしたが、
実際好きなのはバラード曲だけだったのか、
高市早苗氏がカラオケの際にRusty Nailを歌っても知らなかったとのこと。
経済安全保障担当大臣、内閣特命担当大臣の高市早苗氏もHR/HM好きとして知られ、
バンドも組んでドラムを担当していたとのこと。
JUDAS PRIEST（ジューダス・プリースト）、BLACK SABBATH（ブラック・サバス）、
DEEP PURPLE（ディープ・パープル）、RAINBOW（レインボー）、
IRON MAIDEN（アイアン・メイデン）といったクラシックなバンドから、
日本の聖飢魔�供�X JAPANといったバンドが好きなようです。
METAL HAMMER JAPAN Vol.9では、
インタビューが掲載されるほどでした。
れいわ新選組代表の山本太郎氏は、
今でこそ政治家として活躍していますが、
昔は俳優、タレントとして活動しており、
TV番組「天才・たけしの元気が出るテレビ」の企画、
「ダンス甲子園」ではなんと、
JUDAS PRIESTのPAINKILLER「ペインキラー」に合わせて、
水着で踊る姿はインパクト抜群。
メタルやJUDAS PRIESTが好きなのかは分りませんが、
非常に印象的でした。
政治についてはなかなか触れにくい話ではありますが、
こうやって好きなバンドや曲として上げられることで、
政治について意識するのも有りかも知れません！
