数々の来日が発表され、
歓喜の日が続く中、
残念なお知らせが発表されてしまいました。
帝王OZZY OSBOURNE（オジー・オズボーン）が、
2019年から延期となっており、
2023年5月からJUDAS PRIESTを迎えて行うヨーロッパ・ツアーをキャンセル。
ツアーからの引退がオジーの口から語られました。
2019年に自宅で転倒し、脊椎を損傷。
その際にツアーは一度キャンセルとなり、
2023年に開催予定でしたが、
3度の手術や理学療法、サイバニクス治療などを試みましたが、
それでもツアーをする体力はないとの事です。
帝王としてメタル界の不死身の存在だったオジーですが、
若い頃にはタトゥーを入れた際に感染症にかかり命の危機に。
ステージでコウモリを食いちぎったこともあり、
狂犬病の可能性があるため緊急搬送、
注射を打ちながらツアーを続けました。
2003年には自宅で四輪バギー事故を起こし、
鎖骨、肋骨、頸椎を骨折。
2018年にはマニキュアによる感染症で緊急手術。
親指が電球ほどに腫れ上がり、
命の危機もあったとのこと。
2019年にはインフルエンザの合併症で入院。
そのため同年3月21日にヘッドライナー予定だった、
ダウンロードジャパンをキャンセルすることとなりました。
2020年にはパーキンソン病を告白。
アルコールやドラッグに溺れていた時期もあり、
元気そうに、無敵そうに見えるオジーであっても、
想像以上に身体のダメージは深刻そうなのです。
1990年にはツアー引退を宣言しましたが、
その際は1995年に引退を撤回。
この頃はまだ健康であったでしょうから引退を撤回したものの、
満身創痍な今回の引退宣言は、
まず撤回されないでしょう。
現時点でのオジー最後の来日はOzzfest Japan 2015。
2019年には前述の通り、
ダウンロードジャパンで来日予定でしたが、
インフルエンザの合併症でやむなくキャンセル。
代わりを務めたのは盟友JUDAS PRIESTで、
凄まじいステージではありましたが、
ゴッドに感謝しつつもやはりオジーの姿は見てみたかったです。
現在オジーの体調は思わしくないようなので、
「今後来日は一切無いのか？」と言うと、
可能性はゼロではないです。
あくまでツアー引退で、音楽活動からの引退ではなく、
単発でのライヴの可能性は残されています。
歌声にまだ問題は無いとのことですので、
体調がよければオジーの姿を見ることの出来る可能性はあります。
また他バンドのゲストとして出演する可能性もあります。
ツアーを行う予定だったJUDAS PRIESTや、
オジーが有望と感じた若手バンドに
サプライズで出演してくれるかもしれません。
ロサンゼルスからは日本までは約13時間。
オジーが船旅にどれくらい耐えられるかはわかりませんが、
日本観光しに来て1時間ほどでもいいのでライヴをやってくれれば･･･。
そうでなくても最新作「「PATIENT NUMBER 9」では、
全米1位、全英2位を獲得し、
まだまだ健在ぶりを見せてくれましたので、
無理の無い範囲で新作リリース、
ゲスト出演など活躍していって欲しいです！
