こんにちは！
メタルTシャツオンラインショップ
"METAL IS FOREVER" 店長の本間です！
LOUD PARK 25の参戦が決定し、
今最も注目されているバンドの一つ、
The Ghost Inside（ザ・ゴースト・インサイド）。
SNSでも大きな盛り上がりを見せる一方、
なじみのないバンドとの声もあります。
そこで今回はこのバンド、
The Ghost Insideがどんなヘヴィサウンドを聴かせてくれるのか、
紹介していこうと思います！
The Ghost Insideは2004年にアメリカ カリフォルニア州ロサンゼルスにて結成。
当時はA Dying Dreamの名前で2006年まで活動していました。
この名義でEPもリリースしていましたが2006年に改名し、
2008年には1stアルバムFury and the Fallen Onesをリリース。
オープニングを飾るProvokeや短いながらも強烈なインパクトを残すDestinedを始めとし、
攻撃的でキレのいいギター・リフと重厚なブレイクダウン、
まさに2000年代らしいメタルコア・サウンドです。
The Ghost Inside - Provoke
2010年には2ndアルバムのReturnersをリリース。
爽やかさも感じるオープニングのインスト曲Walk Away from the Worldから、
ヴォーカル、ジョナサン・ヴィジルの咆哮で幕を開けるGreater Distanceは強烈で、
ハードコアの要素が増したサウンドで、
印象的なコーラスやギターも相まってChronoを中心として、
叙情的なハードコア・アルバムとなっています。
The Ghost Inside - Greater Distance
2012年には3rdアルバムGet What You Giveをリリース。
A Day to Rememberのヴォーカル、Jeremy McKinnonをプロデューサーに迎え、
そのサウンドは大きく進化。
クリーンヴォーカルも導入して新機軸を打ち出し、
それが顕著に表れるEngine 45はバンドの代表曲に！
The Ghost Inside - Engine 45
全体的なサウンドの向上で一気に注目度が増し、
母国アメリカでもチャートイン！
ビルボード88位を記録します！
好調の勢いそのままに2013年にはGeki-Rock Tour Vol. 7で初来日を果たし、
日本のファンにもその存在を強く植え付けることとなりました！
2014年には4thアルバムDear Youthをリリース。
リード曲のAvalancheはメタリックであり非常にスケールの大きい曲となっており、
サビの「Hey,hey」はシンガロング必至！
LOUD PARKでも大盛り上がり間違いなしでしょう。
The Ghost Inside - Avalanche
ビルボードも63位と最高位を記録しますが、
2015年にバンドを大きな悲劇が襲うこととなります。
2015年11月19日にテキサスでツアーバスが大型トラックと正面衝突。
両運転手は帰らぬ人となったもののメンバーは生存。
しかしほとんどが重体で入院することとなり、
ドラムのアンドリュー・トカチクは右足の切断を余儀なくされました。
事故後チャリティライヴやクラウドファンディングが行われ、
Bring Me the Horizon、Parkway Driveなどのバンドが、
The Ghost Insideに寄付を行い、
日本のCrystal Lakeもカバー「Wide Eyed」を急遽リリース、
収益が全て寄付されることとなりました。
2019年6月には一夜限りのライヴを開催、
そして2020年には自身のバンド名を冠した復活作、
「The Ghost Inside」をリリースしシーンに戻ってきます！
事故に遭ったメンバーが誰も欠けることなく、
片足を失ったアンドリュー・トカチクはツーバスが懸念されましたが、
義足なしでもペダルを踏める有路なるの機材The Hammerにて
見事な復活を果たしています。
収録されているAftermathは、
事故を乗り越えるための1曲であり、
MVではニュース映像から始まり、
事故現場でのパフォーマンスも行われました。
激しさと叙情的メロディが合わさったこの名曲、
ずっとファンの耳に残っていくことでしょう。
The Ghost Inside - Aftermath
そして2024年には6thアルバムSearching for Solaceもリリースし、
正にLOUD PARK 25にて待望の再来日を果たすこととなります。
ハードコア要素が強いため、
聴く人は選ぶかも知れませんが、
そのサウンドはLOUD PARKに来た人の心を掴んで離さないようになると思います！
著・METAL IS FOREVER店長 本間（2025/06/6）
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