2000年にジョージア州アトランタで結成後、
四半世紀にわたってHR/HMシーンを牽引してきたバンドMASTODON(マストドン)。
ビルボードを最高位6位を始め、
様々な国々でチャート上位に入り、
グラミー賞も2018年に受賞、
そして2025年7月にイングランド バーミンガムで開催される、
BLACK SABBATH最後のコンサートにもサポートとして参加が決定し、
「最高のメタル・バンド」の呼び声も高いです。
2000年にヴォーカルのエリック・サナーが脱退して以降は、
ベース&ヴォーカルのTroy Sanders「トロイ・サンダース」、
ギター&ヴォーカルのBrent Hinds「ブレント・ハインズ」、
ギターのBill Kelliher「ビル・ケリハー」、
ドラム&ヴォーカルのBrann Dailor「ブラン・デイラー」と変わらぬ鉄壁ラインナップでしたが、
2025年3月8日、バンドの公式インスタグラムにて、
ブレント・ハインズの脱退が発表されました。
発表によると2025年ツアーの日程はそのまま続けるとのことで、
BLACK SABBATHのコンサートにも出演すると思われますが、
ブレント・ハインズが2025年中もライヴを続けていくかは、
現時点では名言されていません。
はっきりってショックな出来事です。
2022年のDOWNLOAD JAPAN 2022でライヴを見ましたが、
4人と最低限の編成ながらカオスな轟音空間を演出。
音の渦に飲み込まれるような浮遊感を覚え、
数あるバンドの中でもかなり印象に残っています。
4人が一体となった最高のサウンドを構築していただけに、
誰か一人でも脱退してしまってはそのサウンドはどうなってしまうのか?
3人編成で続けて行くにしても、
ギターが1本になるとその厚みは大きく失われてしまうことになりますし、
新メンバー、またはサポートを入れるにしても、
ヴォーカルとギターを担当していただけに、
そのサウンドがどうなってしまうのか想像もつかず、
後任者はかなり高いレベルを求められることになります。
現時点では脱退経緯なども記されていないため、
なんとも言えない状況ではありますが、
バンド間の仲違いによって最高のバンドが失われることがないよう願うばかりです。
著・METAL IS FOREVER店長 本間(2025/03/08)
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