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お知らせ
2025/01/2465歳の若さで天国に旅立ったレスポールの貴公子、ジョン・サイクスの生涯を振り返ります。
John Sykes追悼

ご存じの方も多いと思いますが、
WHITESNAKE(ホワイトスネイク)やTHIN LIZZY(シン・リジィ)、
TYGERS OF PAN TANG(タイガース・オブ・パンタン)、Blue Murder(ブルー・マーダー)など、
名だたるバンドで活躍したギタリスト、
John Sykes「ジョン・サイクス」が死去しました。


 

1月20日に公式サイトにて発表されましたが、
公式サイトでは「1959 - 2024」となっていたため、
去年のうちに亡くなっていたのかも知れません。
(現時点での正式な発表はありませんでした)

公式サイトによるとがんで闘病中であったことが公開され、
65歳の若さで旅立ってしまったことで、
日本でも大きなニュースとなりました。

日本では「レスポールの貴公子」、「殿」の愛称で、
長年愛されてきましたが、
ここ最近はあまり活動の話を聞かなかったのは、
闘病をしていたのかと思うと、
戻ってくることが出来なかったジョンの事を思うと本当に悲しくなります。

今回はそんな偉大なギター・ヒーローの足跡をたどり、
その功績を振り返ってみようと思います。

1959年7月29日、イングランド バークシャー州レディングに生を受け、
父と叔父の仕事、ディスコ経営のため家族でスペイン・イビサ島に渡った際、
14歳の時に叔父がギターを弾いているのを見て興味を持ち、
父親のギターを弾いてみたのが全ての始まりでした。

その後は叔父にエリック・クラプトンの演奏法を教えてもらったり、
独学でギターを学び、
リッチー・ブラックモアに傾倒しますが、
レディングに戻った際のガールフレンドがギターは好きではないとの理由でギターは一時ストップ。

その後1年半ほどギターは弾いていなかったのですが、
友人にゲイリー・ムーアの存在を教えてもらい、
Colosseum II(コロシアム II)のライヴをテレビで見てからそこからギター熱が再燃。

1日8時間の練習を始めて腕を上げ、
最初のバンドStreetfighter(ストリートファイター)に加入します。

ツアー中にTygers of Pan Tangにスカウトされ、
1981年リリースの名盤Spellboundで、
Gangland、Hellbound、Mirror、Don't Stop Byといった名曲を作り上げますが、
メンバー間の不仲もあり、
オジー・オズボーン・バンドへの誘いがあり、
オーディション参加のため脱退。




Tygers of Pan Tang - Gangland


ブラッド・ギルスが合格したため残念ながらオジー・バンドの加入には至りませんでしたが、
1982年にPhil Lynott「フィル・ライノット」と共に、
名曲「Please Don't Leave Me」を作り上げます。
(PRETTY MAIDSが後にカヴァー!)


John Sykes - Please Don't Leave Me


そしてTHIN LIZZY(シン・リジィ)に加入することとなり、
1983年にはThunder and Lightning「サンダー・アンド・ライトニング」をリリース!

レコーディング直前の加入だったため、
Cold Sweatの作曲のみにとどまりましたが、
その才能を遺憾なく発揮。



Thin Lizzy - Cold Sweat


スコット・ゴーハムとの凄まじいギターが印象的で、
タイトル曲を始めたとしたハードなナンバーが揃い、
大復活となるアルバムでしたがこのアルバムがラストとなります。

Thunder and Lightning Tourで5月17日から、
THIN LIZZY At Last SAYONARA TOURとしてTHIN LIZZYは、
5月17日の中野サンプラザから5月23日の東京厚生年金会館で来日。

これがジョン初来日となりましたが、
この公演を見ることが出来た方は本当に幸せだと思います!

そして作品としてはライヴ・アルバムのLIVE/LIFE「ラスト・ライヴ」が、
THIN LIZZYでの最後のプレイとなりました。

その後スカウトされてWHITESNAKEに加入。
Slide It In「スライド・イット・イン」のUS盤から活動し、
そして歴史的名盤のWhitesnake「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス」が、
1987年4月にリリース!

Crying in the Rain、Bad Boys、Still of the Night、
Is This LoveといったHR/HM史に残る名曲が揃い、
ビルボード最高位2位を記録します!
売り上げも800万枚!



WHITESNAKE - Crying in the Rain


WHITESNAKE - Bad Boys

1位がマイケル・ジャクソンのBadだったことを考えると、
本当に凄いことですね。

しかしデイヴィッド・カヴァデールとの不仲で、
リリース前に解雇されてしまうことに。

もし解雇されることなく在籍していたら・・・と考えてしまいますね。

その後はベースのトニー・フランクリンとドラマーのカーマイン・アピスで、
1987年にBlue Murder(ブルー・マーダー)を結成。

サーペンス・アルバスの大ヒットもあってアルバムの売り上げも期待されましたが、
ツアーは好評でもアルバムはビルボード69位と苦戦。

2ndのNothin' But Trouble「ナッシング・バット・トラブル」こそ日本で6位になりますがその後解散し、
自身のバンドSYKES(サイクス)で活動。

その後は主にソロとして活動していきます。

他にも客演として2002年にヒューズ・ターナー・プロジェクト のHTP、
2004年にデレク・シェリニアンのMythology、
2016年にリック・ウェイクマン & トニー・アシュトンのGasTank、
2018年にMoore Blues for Gary: A Tribute to Gary Moore by Bob Daisley and Friendsで
Still Got the Bluesを演奏しています。

ソロしてもいくつか作品をリリースしていますが、
2004年のBad Boy Live!「バッド・ボーイ・ライヴ!」は、
ライヴ・アルバムとしては最高クラスと言える内容で、
Bad Boysから始まり、Cold Sweat、Crying In The Rain、
Please Don't Leave Me、Still Of The Night、
Thunder And Lightningとベストと言える最高の選曲。

しかも2004年4月の日本公演の模様を収録しているので、
日本のファンとしては宝物のような内容です。

その後はアルバムが出る出ると噂されながらなかなか出ることがなく、
ファンをやきもきさせていましたが、
公式サイトによるとGolden Robot Recordsとの契約が上手くいっていなかったようで、
アルバムを出すことなく提携関係は終了してしまったようです。

その後はアルバムが遂に出る!と噂は出ては消えていましたが、
(2019年くらいは特にその噂が多かった気がします)
出なかったのはやはり闘病の影響があったのかも知れません。

このタイミングでアルバムがリリース出来ていたら・・・。



ジョンの特徴と言えばレスポール から奏でられる重厚で甘く太いサウンド。

早弾きからメロディアスなプレイはもちろん、
重く切れ味抜群のギター・リフ!

リフを聴くだけでジョンだ!とわかってしまうんですよね。

1978年製の黒のギブソン・レスポール・カスタムを使用し、
生涯愛用していたといいます。

美しいブロンド・ヘアーとレスポールを構える姿は、
正にロック・スター、ギター・ヒーローの風格!

もう天国に旅立ってしまうには早すぎる存在で、
今後生で見ることが出来ないのは残念ですが、
天国でフィル・ライノットと楽しくセッション出来ていれば・・・。
そう思わずにいられません。



 
著・METAL IS FOREVER店長 本間
 

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WHITESNAKEやTHIN LIZZYで活躍したギタリスト、John Sykes「ジョン・サイクス」が65歳の若さで死去

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