ZOZO創業者の前澤友作さんが、
日本の民間人で初めて国際宇宙ステーション入り、
宇宙に行ったことが大きな話題となっています。
前澤さん、実は中学時代に
METALLICA "Master of Puppets"
X "Blue Blood" に影響を受け、
ほぼ全曲をギターでコピー。
高校時代にはSEPULTURA "Arise"
BIOHAZARD "Urban Discipline" に影響を受け、
Burrn!を読み、DISK UNION御茶ノ水店にも行っていたほどの、
生粋のメタルヘッズ。
バンドを組んでメジャーデビューした過去も持っています。
前澤さんが公開した宇宙船内の写真には、
タブレットやPCも写っており、
宇宙空間でも音楽を楽しめるのでしたら、
いったい宇宙ではどんなHR/HMが合うのか?
今回はそんな曲を紹介しつつ、
宇宙に思いを馳せたいと思います。
まずはBLACK SABBATH(ブラック・サバス)のPLANET CARAVAN「プラネット・キャラヴァン」。
1970年リリースの2ndアルバムPARANOID「パラノイド」に収録され、
宇宙を旅する様子を歌った幻想的な1曲で、
怪しい雰囲気にジャジーなギターは、
暗い部屋で聴いていると本当に宇宙を旅しているかのような雰囲気にさせてくれます!
そしてこの曲、
アメリカの民間企業”スペースX”が開発した宇宙船、
「クルードラゴン」が初の打ち上げに成功したニュースが以前ありましたが、
ロケットに向かう際に宇宙飛行士がこの曲を聴いていたという逸話もあります。
DEEP PURPLE(ディープ・パープル)の超有名曲、
SPACE TRUCKIN'「スペース・トラッキン」も宇宙をテーマ。
こちらは宇宙の長距離ドライバーの休日を歌うという、
どこかコミカルなもの。
ライヴではジャム形式で20分以上と長〜くなるのも特徴ですね。
2010年にリリースされたIRON MAIDEN(アイアン・メイデン)の15thアルバム、
THE FINAL FRONTIER「ファイナル・フロンティア」は、
アルバム・ジャケット通りテーマが宇宙。
IRON MAIDENといえば緻密に構築されたサウンドで、
エディが大活躍するPVも見物。
サウンドはもちろん視覚でもメイデンの宇宙空間を味わいたいですね。
あの闇皇帝EMPEROR(エンペラー)にも宇宙をテーマとした楽曲があり、
1994年リリースのアルバムIN THE NIGHTSIDE ECLIPSE「闇の皇帝」収録、
その名もCOSMIC KEYS TO MY CREATIONS & TIMES「宇宙鍵」。
冷たいリフで疾走するサウンドに、
荘厳で神秘的なキーボードが絡まり合い、
その邪悪なるサウンドと相まって、
宇宙の恐怖、狂気を感じさせる1曲となっています。
AVENGED SEVENFOLD (アヴェンジド・セヴンフォールド)の
2016年リリースのアルバムTHE STAGE 「ザ・ステージ」は
「人工知能」をテーマとした作品で、
宇宙空間に形成されたDEATH BATが神秘的な1枚。
その中でEXIST「イグジスト」は宇宙のビッグバンを表現した、
15分を超える大曲!
ビッグバンをメタルで表現するとは
AVENGED SEVENFOLDの才能に驚かされるばかりです。
スコットランドのエピック・メタル・バンド、
GLORYHAMMER「グローリーハンマー」は、
ALESTORMのクリストファー・ボウズを中心に結成され、
2015年の2ndアルバムSpace 1992: Rise of the Chaos Wizardsでは、
宇宙空間を舞台に戦いを繰り広げる、
コズミック・ファンタジーな作風。
壮大でヒロイックなサウンドがたまらないアルバムです!
宇宙と一口に言っても、
宇宙を旅する曲から宇宙の始まりを歌う曲、
宇宙で戦う曲など様々。
いつかは居住可能な巨大な宇宙ステーションが作られ、
そこでライヴが行われたりするのでしょうか?
(宇宙空間で楽器がどうなるかも気になるところです)