2021年2月17日、「ヘヴィメタル」がtwitterトレンドに上がり、
バンドマン、音楽関係者から一般メタラーまで、
大いに盛り上がりました!
それは「ヘヴィメタルには血圧を下げ、
ストレスを減少させる効果があった」という、
「メタルが健康にいい」最新の研究結果が発表されたからなのです!
「ヘヴィメタル」と「健康」。
相反するイメージの両者が実は関係があったという事はインパクト抜群で瞬く間にニュースは拡散!
今までメタルに関するトレンドはほとんどなかったため、
嬉しくもビックリする出来事でした。
そこで今回は「ヘヴィメタル」が実は体にいいというお話です。
まずは話題となった「メタルが健康にいい」についてです。
トルコのイスタンブールにある美容整形病院、Vera Clinicが2021年2月11日に発表した研究結果によると、
「ヘヴィメタルは血圧と心拍数を下げるための最高の音楽ジャンルの1つ」とのことです。
その効果はトップだった80年代ポップスに次ぐものだったとされています。
18歳から65歳までの1,540人の成人を対象とし、
様々なジャンルのSpotifyプレイリストを対象者に聴いてもらい、
その中でヘヴィメタルは
参加者89%の血圧を下げ、参加者18%の心拍数を下げたということがが確認されたとのこと。
(トップだった80年代ポップスは96%の血圧を下げ、36%の心拍数を下げたとのことです)
研究のリーダーであるオマー・アヴランミス氏によると、
「ヘヴィメタルの怒りの音楽は聞いている人が自分の感情を処理するのに役立ち、
その結果幸福に繋がる」と述べています。
80年代ポップスに次ぐ2位の結果でしたが、
ヘヴィメタルが有益と認められたのは非常に嬉しいニュースです!
すでにヘヴィメタルが有益だという結果はいくつも発表されており、
2019年、NickPerham博士の研究によると、
「ヘヴィメタルは暴力的な内容が含まれているものの、
ファンは暴力的にならない」。
「怒りをテーマとした曲を聴いても怒ることがなく、
前向きな感情が増進している」というものです。
つまり怒りの感情をコントロール出来ているということですね。
これによって血圧など、健康面にプラスになっているようです。
またクイーンズランド大学が
ヘヴィメタル、デスメタル、パンク、ハードコアなど
いわゆるハードな曲が人間にどんな影響を与えるか、
これを研究した結果によると、
ストレスが減少したとのことです。
さらにネガティブな感情を減少させポジティブにさせるといいます。
何故こうなのか?
ハードな曲を普段から聞いている人は、
怒っているときには「怒り」をテーマにした曲、
悲しいときは「死や孤独」をテーマにした曲を聴く事が多いのです。
つまり客観的にその状況に向き合うことで、
自分の感情をコントロールできるのです。
さらにウォーリック大学の研究によると、
音楽の好みと学業成績との相関性を確認したところ、
成績上位5%に入っている人ほど、
ヘヴィメタルを好んで聴いていたといいます。
「メタルを聴くから頭がいいのか」、
「頭がいいからメタルを聴いているのか」簡単に結論づけはできませんが、
頭がいいと周りの人達とのズレが生じやすい、
つまり周りと話が合わなくなってしまうわけです。
そんな孤独、ネガティブな感情を解消してくれるのが、
「ヘヴィメタル」と言われています。
これに関してはメンタリストのDaigoさんも動画で語っておられます。
他にも「メタルにハマった人は、メタルを聞いている時は創造性が上がる」という研究もあり、
世間からのイメージはお世辞にもよくない「ヘヴィメタル」ですが、
こういったメタルの良い面が知られていって欲しいものです!
余談となりますが、この動画内ではBABYMETAL、SEX MACHINEGUNSの「みかんのうた」も出てきましたが、
Daigoさんは結構メタルについて知っているようです。
なんでも弟の「松丸怜吾」さんはドラムをやっており、
メタルが好きとのこと。
(4人兄弟で、謎トレ作っている人とは別の方。
調香師をやりながら「リフの惑星」というバンドでドラムをやっています)
それで弟さんからMETALLICAやGAMMA RAYなどをお勧めされたことで、
Daigoさんもこういったメタルが好きになり、
大学時代はNIGHTWISHを聴きまくっていたとのことです。
今回以下のサイトも参考にさせていただきました。