もうすぐクリスマス!
しかし我らがメタラーにはクリスマスなど関係ない!
聖夜といえどもヘヴィな楽曲で、
首を振って過ごすのだ!
とお思いの方も多いと思います。
確かに恋人達の1日や、
サンタさんを待つ子供達の、
ほんわかムードのクリスマスとメタルは相容れない・・・。
と思いきやメタルゴッド、JUDAS PRIESTのロブ・ハルフォードが、
クリスマスの讃美歌を歌った、
Celestial「メタル・クリスマス」をリリースしているのです!
アルバムにはオリジナル・クリスマス・ソングも収録されており、
ロブらしいメタリックな楽曲となっています。
Donner and Blitzen(オリジナル曲)
Hark! The Herald Angels Sing(天には栄え)
実はこれクリスマス・ソング・アルバムの第2弾。
2009年にもHALFORD名義でハルフォードIII:ウィンター・ソングズをリリースしています。
日本ではクリスマスはイベントに近いですが、
本来はイエス・キリストの生誕祭で、
欧米では家族と一緒に過ごす意味合いが強いものです。
そのためかロブのクリスマス・アルバム以外にも、
たくさんのHR/HMアーティストによるクリスマス・カバーがあり、
例えばオムニバス・アルバム「ヘヴィ・メタル・クリスマス〜鋼鉄の聖餐」では、
「サンタが町にやってくる」をアリス・クーパー、ジョン・ファイブ、
ビリー・シーン、ヴィニー・アピスが演奏。
「きよしこの夜」をチャック・ビリー、スコット・イアン、
ジョン・ドネイ、クリス・ワイズ、ジョン・テンペスタが演奏。
「ゴッド・レスト・イ・メリー・ジェントルメン」を
ロニー・ジェイムズ・ディオ、ルディー・サーゾ、
トニー・アイオミ、サイモン・ライトが演奏し、
他にもレミー・キルミスター、
ジェフ・スコット・ソート、マイケル・シェンカー、
ジョー・リン・ターナー、ティム・リッパー・オーウェンスらも、
クリスマスにまつわる歌をHR/HMカバーしています。
このアルバム以外でもAC/DCがMistress for Christmas、
King DiamondがNo Presents For Christmas、
VenomがBlack Xmas、
コリィ・テイラーがX-M@Sといった曲を、
そしてあのManowarもSilent Nightをカバーしており、
Manowarに関してはメタル要素が薄い、
正統なカバーでした!
他にもKORN、TYPE O NEGATIVE、
TWISTED SISTER、SKID ROWなど多数のHR/HMクリスマス・ソングがありますが、
スペースの都合で紹介しきれないため、
お気に入りバンドがクリスマス・ソングを出しているかチェックし、
今年は鋼鉄のクリスマスを味わうのも楽しそうです^^
と言うわけで今回はAC/DCのロッキン・クリスマス・ソングでお別れです!