11/18の夜に飛び込んできた衝撃的なニュース・・・。
AC/DCのギタリストとして活躍したマルコム・ヤングが死去しました・・・。
2014年にはAC/DCを休養することが発表され、
その後認知症であることが判明し、
バンドへの復帰はないことも発表されていましたが、
本当にショックなニュースです。
マルコム・ヤングは
弟アンガス・ヤングとともに、
1973年にAC/DCを結成。
デビュー以来変わらぬロックンロール・サウンドで、
全世界的な人気バンドとなり、
ステージを所狭しと動き回り、
目立ちまくるアンガスに対して、
リズム・ギタリスト裏方に徹し、
目立たない存在ではありましたが、
アンガスとのコンビネーションは最高のものでした。
AC/DCは世界的に知られたバンドですが、
決して順風満帆だったわけではなく、
ヴォーカリスト、ボン・スコットの死や、
アルコール依存症のためマルコムがツアー不参加など、
数々の困難を乗り越えて大きくなっていったバンドでもあります。
マルコム死去のニュースを受けて、
オジー・オズボーン、
ALICE COOPR、MEGADETHのデイヴ・ムステイン、
マーティ・フリードマン、
MOTLEY CRUEのニッキー・シックス、ヴィンス・ニール、
ザック・ワイルド、セバスチャン・バック、
QUEENのブライアン・メイ、
ANTHRAXのスコット・イアンら、
ここにはあげられないほどの多くのミュージシャンが、
マルコムへの追悼コメントを発表し、
GUNS N' ROSESがライヴでAC/DC「Whole Lotta Rosie」をカヴァー、
DEATH ANGELが「Dog Eat Dog」をカヴァー、
SEPULTURAが「Highway to Hell」をカヴァー、
FOO FIGHTERSが「Let There Be Rock」をカヴァー、
(普段はアンコールでプレイしていますが、
オープニングでプレイされたようです)
ジャンルは異なりますがビリー・ジョエルがAC/DC「Highway to Hell」をカヴァーするなど、
マルコム、AC/DCが世に残したものがどれだけ大きいものだったかを感じさせてくれます。
AC/DCのプロデューサーであり、
実の兄でもあるジョージ・ヤングも
今年の10月に死去しており、
アンガスの悲しみは想像を絶するものだと思います。
AC/DC公式サイトでのアンガスの、
He leaves behind an enormous legacy that will live on forever.
「彼の遺した大いなる遺産は、永遠に残り続けるだろう」のコメント通り、
AC/DCのサウンドはこれからも色あせることなく、
後世に受け継がれていくのです。
R.I.P.